外食大手のすかいらーくホールディングスは2025年12月15日、埼玉県東松山市に企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を活用した寄附を行ったと発表しました。寄附金は同市の「環境まちづくり活動支援事業」と「学校給食運営事業」に充てられます。
同社グループは1977年に東松山MDセンターを設置して以降、約50年にわたり同市で事業を継続しており、今回の支援は地域への謝意と将来の発展への後押しを目的に実施したとしています。企業版ふるさと納税は、企業が自治体の地方創生事業に寄附し、税制優遇を受けられる仕組みです。
また同社は、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の提言に賛同し、自然資本の保全を重要課題に位置づけています。TNFD評価では、東松山MDセンターのある東松山市が生物多様性リスクの「優先地域」の一つに挙げられており、今回の寄附は市民団体による生物多様性保全や水辺再生、みどりの維持管理などの活動につながるとしています。今後も事業活動を通じ、地域社会との連携を深め、持続可能な社会の実現への貢献を継続する方針です。
source: PR TIMES
